
網戸に障子? と驚かれたかもしれませんが、経緯としては、スギやヒノキが落ち着いてきたであろう5月の終わりごろから、休日に家にいるときか家の周辺を散歩しているときだけ急に鼻水が止まらなくなりました。
家でのアレルギーと聞いて真っ先に思い浮かぶのはハウスダストですが、私はハウスダストのアレルギー数値は6段階中の0。
また、家の外でも症状が出ること、イネ科植物のアレルギー数値が6段階中の5であることから、家の周辺の何らかのイネ科植物の花粉が原因ではないか、と考えるに至りました。
窓を閉め切ってしまえばいいのかもしれませんが、今のご時世、密な環境を作ってしまうのも不安です。
多少は換気をしておきたい……ということで、思いついたのが『網戸にフィルターを張る』ということでした。
調べてみると『網戸用フィルター(後で紹介します)』というものが存在するようですが、フィルターのように汚れの吸着といった機能は障子紙にもあります。
ということで『網戸に障子紙を張ると花粉対策になるのか。そしてどんなメリット・デメリットがあるのか』を実験するために、早速網戸に障子紙を張ることにしました。
さて、そんな網戸に張る障子紙として、考えたのは以下の条件
・網戸に張るので気密性が高い障子紙(プラスチック障子紙)は避けたい
・ある程度の物理的・経年劣化に対する丈夫さは欲しい
・多少は化繊(ポリエステル等)が入っていたほうが静電気での花粉や汚れの吸着効果があるのではないか
ということで、白羽の矢が立った障子紙が『ジャストロン 無地』です。
このつぶやきのページでは何度も登場し、個人的にもお勧めしている障子紙なので、おなじみの方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
通常の障子紙のようにパルプ・レーヨンを主体とし、ポリエステルを含むことで丈夫さと障子紙の機能を併せ持った障子紙で、今回の条件にうってつけの障子紙です。
さっそく障子紙ジャストロンを外側から張ってみることにしました。
(賃貸という事情もあり、今回は簡易的に剥がせる両面テープ張りを採用しました。)

本来の障子とは違い組子が無いため、かなりのっぺりした印象になります。
作業自体はすぐに終わり、準備等諸々の時間を入れても20分程度で終了しました。
すべての作業は網戸をつけたまま行い、上面および向かって左側のサイドは、紙を断たずにそのままぴったり合わせて利用し、向かって右側のサイドは障子紙を折り曲げて内側に巻き込んだうえでテープで止めています。
部屋の中からはこのような状態です。

部屋の内・外どちらからも向こう側が見えず、目隠し効果も期待できます。
また、部屋の中には、体感的にも風の入りはかなり制限されていますが、レースのカーテンが幽かに揺れる程度には風が入り込んでおり完全な密閉空間ではありません。
ちなみにこちらが比較で用意した、市販されている網戸フィルターを設置したものです。

こちらは両面テープのついたマジックテープで固定するというもので、材質はポリエステル繊維です。
今回張った網戸用フィルターは網戸一枚分で1,000円程度で、説明には2か月程度を目途に交換となっていました。

部屋の内側からの様子ですが、障子紙と比較し透過が大きいことがわかります。
障子紙よりも部屋に風が入ってくるのを感じますが、フィルターの目の粗さ(ムラ)が気になります。
さて、これらを設置してから2日間、アレルギー症状はほとんど出ていません。大雨だったので花粉が飛んでいないだけかもしれませんが……。
これがもしフィルターの効果だとしたらかなりお勧めです。
現時点でわかったことは
・目隠し効果がある
・空気の行き来があり密閉はされていないが、風の入りはかなり制限される
・白いせいなのか、障子紙に小さな羽虫が数匹止まっていることがある
といったところでしょうか。
このまま実験的に比較設置を続けて、また効果や耐久性、気が付いたメリットやデメリットを報告できたらと思います。
2020.6.22追記
障子紙を張ってから1週間が経過しました。
今のところ障子紙、網戸用フィルターともに目に見える外見上の劣化はありません。このまま網戸用フィルターに記載された2か月程度(ワンシーズン)使えるといいのですが。
また今回の土曜日、日曜日はともに雨が降らず晴れ~くもりでしたが、アレルギー症状は出ませんでした。
花粉対策として障子紙やフィルターが有効なのかを測る指標が私の体感でしかないため、はっきりと言えないのが悔やまれるところです。